
開業2005年以来、さまざまな悩みに寄りそって来ました。催眠療法、認知療法、認知行動療法、マインドフルネス心理療法、箱庭療法などを統合的に用いてカウンセリングを行います。
心理カウンセリング
月曜日 午後6時~午後10時
火曜日 午後6時~午後10時
水曜日 午後6時~午後10時
木曜日 午後6時~午後10時
金曜日 午後6時~午後10時
土曜日 午前10時~午後9時
日曜日 午前10時~午後9時
早めにメール等でご連絡いただければ、祝祭日でも受付可能な日があります。
オンライン・カウンセリングも同じ時間内となります。
カウンセリング料金
面談カウンセリングの料金は来談時にお支払いください。
初回 90分枠 9,000円
2回目以降 60分枠 6,000円
初回は今後の方針をきめる心理アセスメント(査定)の時間を含みます。
以後は60分枠もしくは90分枠で継続していただきます。
・オンライン・カウンセリング 1回60分 6,000円
できるだけ一度はおいでいただいたうえで、オンラインに移行するのが望ましいと考えています。オンライン・カウンセリングお支払いは事前振込となります。振り込み先をご案内します。
心理療法、心理カウンセリングの費用減額について
費用面がカウンセリング継続の障害になることが少なくありません。ヒプノワーク心理療法室では、催眠療法等、いかなる技法を用いても同一料金を設定しています。なお、料金は大阪のスクールカウンセラーの支給額とほぼ同じくらいで設定しています。他と比べていただければ、安価だと思います。
なお、回数が長期になる場合に、失業等により減額が必要な方はお申し出ください。料金の減額を行います。
生活保護を受給されている方は公的書類をお示しください。初回より減額調整致します。世帯年収200万円以下の方もお申し出ください。料金を減額調整いたします。
高校生以下(18歳未満)のクライアントは、関西子育て世帯応援事業「まいど子でもカード」をご持参いただければ、カウンセリング料を1000円減額させていただきます。
(公認心理師制度ができたことから、早く医療保険の適用が制度化されればと願っています。)
どんな場合にカウンセリングが必要か?
人生相談的な悩みと心理療法を必要とするものまで様々な悩みをご相談ください。一人で整理できない時、どうしてもイライラしたり、人生の支えを見いだせない時、そんな時にカウンセリングを一度お受けになることをお勧めします。
症状の原因として、現在のストレスや過去のトラウマが原因となっている場合もあります。
あるいは症状が突然あらわれたように見えても、様々なストレス要因や過去のトラウマが不調を引き起こしていることもあります。
生い立ちや性格、対人関係などが関係していることもあります。これらを見つめつつ、より良く生きるためのお手伝いをします。
当方では様々な心理療法技法を、必要に応じて用いる統合的な療法を行っていますが、あくまでも、クライアントの症状に合わせて技法選択をします。はじめに技法があって、それを使えば治るという発想ではありません。何をなおすのかを踏まえて、そのために必要な技法を用います。
傾聴によるカウンセリングに加えて、次のような技法を用いて問題解決へ導きます。
クライアントがどのような悩みをかかえておられるのか、じっくりとお話をお聞きしたうえで、次のような技法から最適なものを組み合わせてカウンセリングを行います。
必要に応じて、様々な技法を用いています。流派や学派にとらわれない統合的な技法の用い方を心がけています。
ヒプノワーク心理療法室では次のようなケースのカウンセリングを行い、問題解決へ寄り添ってきました。
(ここであげている内容は参考例です。状態、状況に応じて最適な技法・方法を選びます。)
・自分の気持ちをうまく伝えられない。
→ メンタル・リハーサルの催眠を用いて、コミュニケーション場面のイメージ練習をするなどします。原因については、催眠療法の中で気づきを得ることを目ざします。
・人間関係のトラブルの悩みがある。
→主に言葉によるカウンセリングを中心に解決へ導きます。ゲシュタルト療法のホットシートという技法を催眠に応用し、人と接している場面をイメージするなども行います。
・感情をうまくコントロールできない。
→どのような場合にそうなるのかを共に考えていきます。感情をコントロールするために、アンガーマネージメントやメンタル・トレーニングを提案することがあります。
・人の視線が気になる。
→いつからそのようななられたのか、なぜそうなるのかなど、お話しを聞きながら、心に潜んでいる思いを解決します。原因を特定する必要がある場合には、年齢退行催眠を用いる場合があります。
・恋愛、結婚で悩んでいる。
→ご自身の気持ちをご自分で把握できるように、ご自分に感じられる身体の感じ(フェルトセンス)へのフォーカシング的なやりとりを通して、ご自身の気持ちに気づくことを目指します。
・電車に乗れない。電話に出られない。
→催眠イメージの中で電車に乗っているイメージや電話で話しているイメージを練習します。いわゆるメンタル・リハーサルを行います。また認知行動療法を用います。
・自傷行為(リストカットなど)をやめられない。
→様々な原因が考えられますが、しっかりと自分をとらえ直して行くことが必要だと思います。一つの方法としてスキーマ療法を用いる場合があります。
・学校に行けない。
→ゆっくりお話を聞き、学校に行けない気持ちを責めることなく、自己対話を進めます。本来、不登校という言葉は病名ではありませんので、その背後には人それぞれの理由や原因が潜んでいると思われます。それを共に考えて行きます。
・ひきこもり、不登校、いじめで困っている。
→いじめの内容によっては、学校がどのように解決策を考えて対応されているのかなど、状況によって対処方法が異なると思われます。じっくりと解決策を共に考えたいと思います。被害者の教育を受ける権利の確保についても考えて行きます。
・気持ちを落ち着けて勉強ができない。
→ご自分で心の安定を得る呼吸法やマインドフルネスの技法などをトレーニングすることがあります。勉強をすることの意義、意味とご自分(クライアント)の人生で目指すものなどを共に考えて行きます。
・人前で緊張して声が出なくなる。
→過去にトラウマとなっているものと向き合う方法も考えられます。しかし、認知行動療法的な方法を催眠に応用して、問題の克服を目指します。マインドフルネスや自己催眠でご自分をコントロールし、状態を克服するトレーニングを行うなどします。
・気分がゆううつで、楽しくない。
→抑鬱がどの程度かによりますが、リラクゼーションによる筋弛緩などで改善することが多くのケースで可能です。また、箱庭療法を用いて、ご自分を見つめつつ心理的な変容を目指すことなどが考えられます。医師による薬物療法をお勧めすることもあります。
・酷い夢を見ることが多いので、何とかしたい。
→睡眠障害も考えられます。リラクゼーションの方法を状況にあわせてご提案します。また病院での検査を念のためお勧めする場合があります。
・規則正しく眠れない。
→不眠になっている場合は、リラクゼーションの催眠を行います。一日の生活の中で可能なエクササイズも共に考えます。自律神経を整えるために、呼吸法や自律訓練法を用いる場合があります。
・何のために生きているのかわからない。何のため生まれたのか。真のいきがいを見つけたい。
→人生の目的を問う積極的な悩みとも受け止れますし、メンタルなステップアップにともなう模索とも理解できます。じっくりと人生の課題をカウンセリングを通じて考えていただければと思います。
・子どもの行動や養育上の悩みがつのっている。
→養育による疲れやストレスがひどい場合には、リラクゼーションの催眠を施術します。またご自分でできるストレスマネージメントをご提案します。
・死にたい、消えたいと思ってしまう。
→抑うつ状態の原因は内因性、外因性、心因性などがありますので、なぜそのように思うのかをじっくりお聞かせいただくようにしています。死にたい、消えたいという思いは思想の問題ではなく、重度の抑うつが原因と思われます。既に医師による薬物療法を受けておられる場合は連携させていただきます。また薬物療法が必要と思われる方には医師の診察をお勧めすることがあります。
・別離の悲しみが癒されない。/ 亡くなった家族のことが忘れられない。
→催眠イメージの中で亡くなられた方を思い起こし、癒しを得る誘導を行います。レイモンド・ムーディによる「リユニオンズ」の技法を催眠に応用したイメージを用いるなど様々な方法が考えられます。
・資格試験を受けるが、勉強がはかどらない。
→日々の勉強スケジュールを見直しながら、試験に向けての動機付けを催眠によって強化します。 ご自分の試験への思い、目標に向けた自己暗示文を作成するなどします。また、自律訓練法などで心身の状態を整えることもたいへん有効です。
・あがらずに本番の試験を受けたい。
→「気持ちが落ち着いている」という感覚をしっかりと心身に定着できるようトレーニングします。試験場へ着いた時のイメージや試験が始まって答案を書いているイメージなどをメンタルリハーサルします。更に、成功イメージを描きつつ、勉強への動機付けを強化します。
・会社のプレゼンテーションであがってしまう。
→プレゼンテーションの場面をメンタル・リハーサルします。また、自分をコントロールするための自己催眠の練習や瞑想(マインドフルネス)なども行います。
・異性と話ができない。
→催眠によって、原因を確かめる場合があります。原因を考えることを保留して、症状の克服を先行する場合もあります。実際の場でご自分をコントロールできるように、自己催眠を身に着けていただく場合があります。
・スポーツの全国大会で必ず勝ちたい。/ イメージトレーニングを受けたい。
→家を出て試合に向かう場面、試合が始まる場面、終わるまでの時間など、それらを催眠下でイメージトレーニングします。また呼吸とそれぞれの競技の体の動かし方との関係についても考えます。実際の試合の直前に、メンタル面の自己マネージメントが行えることをめざします。